11月4日(火)の放課後、「校内読書週間」の始まりに合わせて、「戦後80年」に関する特別講演会が、図書館2階・多目的コーナー【サクラボ】で開催されました。南山大学国際教養学部の南祐三准教授を講師にお招きし、「フランスの第二次世界大戦と戦後80年」というテーマで話していただきました。
ヴィシー政権、レジスタンス、ホロコースト問題、歴代政府の歴史認識と、話は多岐にわたっていましたが、20名の参加者が南先生の講演を熱心に聴いていました。以下、参加者の感想を一部抜粋して紹介します。
- 授業で学んだことをさらに深めることができたので、おもしろかったです。隠された歴史から真実を掘り出す研究がすごいと思いました。(高校生)
- フランスの第二次世界大戦について、知らないことばかりだったので、先生の話がとても新鮮でした。(高校生)
- フランスがナチス・ドイツに支配されていた4年間の忘却・隠蔽から、「過ちを認めること」へと変化していったことに驚きを感じました。歴史への向き合い方の大切さを学べました。(高校生)
- 過去のできごとに対する正しい情報を得ることは、国の政策が今後、どのように動いていくのかに大きな影響を与えると思いました。(高校生)
- 歴史を学び、振り返り、真摯に反省する姿勢を持つことが、惨劇を繰り返さないためにも必要だと痛感しました。(教員)
- 歴史とは過去の単なる記録ではなく、過去から現在に至るまでの社会の価値観に密につながっていると改めて思いました。また、批判的なまなざしで物事を捉えることも必要と感じました。(教員)
貴重な講演をしてくださった南先生に感謝いたします。ありがとうございました。
★図書館インスタグラムはこちら
![]() |
![]() |


